Googleはpixel 4のトップベゼルにフェイスアンロックできるチップを搭載しました。AppleのフェイスIDと同じように作動し、速さはApple以上だと謳っています。Googleはフェイスアンロックをセキュリティーがとても強い認証方法だと信じています。(pixel 4には指紋認証がついていません。)米BBCによると、このGoogleのフェイスアンロックには注意すべき問題があるといっています。その内容は、もし貴方が目をつぶっていてもフェイスアンロックが作動してしまうというものです。
Googleのサポートページには、他人があなたの目の前にケータイを持っていったり、目をつぶっている時でもケータイのロックを解除できてしまう可能性がある旨の注意事項が書かれています。その解決策として、第三者が物理的にケータイを取れない所、例えば前のポケットやバックの中に入れておくといったことが書かれています。とても原始的な方法ですね。
この点AppleのフェイスIDは目を開いている時だけでなければ解除できません。もし、目を閉じていたならロック解除は失敗に終わります。Appleは、この機能を設定で無効にできるとしていますが、注視することでセキュリティーを高く保つことができるとしているので無効にしない方が良いでしょう。
Googleには今のところその様な機能はなく、注視するしないに関わらず、ロック解除されてしまいます。Googleはまだpixel 4を発売していないので発売に際して機能が追加される可能性はあります。
なぜ”注視しなくてもロック解除できる”ことが問題なのか分からない人もいるでしょう。想像してください、あなたはパートナーと寝ていたとして、夜あなたの寝顔を見ながらあなたの許可なしにあなたのケータイをロック解除できてしまうのです。
アップデートにより追加された機能とは
Googleはこの解決策として、ロックダウンの項目をアップデートにより追加しました。この機能は電源ボタンを長押しすると出てくる機能で、再起動の下に表示されます。