Appleが出荷した数百台のiPhoneに対して、新しい警告表記

Appleにとってここ数週間、良い週はありませんでした。ios13のアップデートではセキュリティの問題によって沢山のアップデートを行わなければならなず、それによって混乱が生じました。

そして今回、Appleは数百万のユーザーに対して警告を鳴らしています。

Appleがこっそりと発表したサポートドキュメントによると、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max に適用されるとしています。

警告内容とは

今回、ユーザーに対しての警告内容は、”純正のディスプレイを使用しているか否か”、です。

非純正のディスプレイでiPhoneを使用すると以下の問題が発生するとAppleは言っています。

Multi-Touch の問題

 ・Multi-Touch が画面の一部に反応しなくなる

 ・画面のタッチが認識されない、タッチした位置が誤認識されるなど、Multi-Touch のパフォーマンスが低下する

 ・通話中に予期せずタッチが認識される

 ・通話中にディスプレイが暗くならない

 ・間違って端に触れた、手のひらが当たった場合にも認識されてしまう

 ・ディスプレイの明るさや色の問題

 ・True Tone ディスプレイが正常に機能しない

 ・環境光センサーの機能が損傷または劣化し、画面が不正確に暗く/明るくなる

 ・ディスプレイの黄色味や青味が強いなど、ディスプレイの色の調整が損なわれる

 ・ディスプレイの明るさが均一にならない

 ・最大輝度が低い

 ・バッテリーの消費が意図せず早い

具体的にどうなるのか

非純正のディスプレイを使用しているからといって、直ちにiPhoneが使用できなくなるわけではなく、設定画面に純正ディスプレイでない旨の表記がなされるだけです。

Apple inc

値段など

Apple公式で画面割れを修理するときの料金は以下のようになっています。(2019年9月現在)

iPhone 11:21,800円

iPhone 11 Pro:30,400円

iPhone 11 Pro Max:35,800円

非正規で修理するとこれの半額以下で修理出来てしまうところもあるので、正規で純正ディスプレイを使うとなると多少値段が張ってしまいます。しかしながら、Appleが提唱しているように、非正規ディスプレイだとiPhoneの電池持ちやタップの挙動に影響を及ぼすため、正規ディスプレイを割高で修理する価値は十分にあるといえます。

 

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