米ロイターによると、Googleの親会社AlphabetがFitbitを買収する方針だと報じています。
買収の取引は未だ話し合いの段階であり、最終的に無かったことになる可能性もあります。しかし、この取引がうまく行けば、Googleはさらなるポジションの獲得と、ウェアラブル業界において他社を圧倒する技術を得られます。
Googleはこれまで、スマートウォッチのマーケットに注力してきました。そして、たくさんのフィットネスデバイスには万歩計や心拍数、睡眠時間等といった健康に属した機能が盛り込まれています。そして、それらはGoogleが開発したwear OS上で動くデバイスが殆どです。ですが、Fitbitはwear OSではなく、Versa lineというデバイスを独自のOSで作っています。
GoogleがFitbitを買収するのはGoogleのハードウェアに対する戦略的にも正しいと言えます。2018年の初頭にGoogleはHTCのデザイン部門の買収を終わらせ、ハードウェアに一層力を入れています。私達はこれまで、Googleが新しいスマートウォッチの開発をしているという噂をたくさん耳にしました。しかし、それは現実にならずいつも噂の範疇を出ませんでした。
この噂が表面化してきたことにより、Fitbitの株価は約30%も上昇しました。株価の上昇により、今回の噂は正確性が高いものと思われます。是非ともGoogleには新しいスマートウォッチデバイスを作ってもらいたいです。